「第21回敬老会が開催される」

  7月10日、第21回敬老会が開催されました。
高槻支院では毎年
この時期に行われますが、梅雨や台風の影響が心配される中、
不思議といつも晴天に恵まれます。きっと、日頃の皆さんの御精進の
おかげで、諸天も喜んでおられるのでしょう。
今年は嬉しいことに参加者が昨年より9名増え、24名となりました。
 午前11時、岩田孝学上人ご導師の許、お勤めが始まりました。
その中で、本日の参加者の健康と長寿を祈願してお一人ずつ名前が
読み上げられました。続いて山首上人さまからの祝電の披露があり、
暖かいお言葉に皆さん感謝の心で拝聴されました。
 引き続いて、お上人からお祝いの言葉があり、
「今、私たちが平和な生活ができるのも、大変な時代に国のために
尽力していただいた皆さまのおかげです。長生きの秘訣は感謝することです。
今日1日使った身体をお題目を唱えながらさすって
感謝すると長持ちするといわれます。どうか、長生きしてください。
最後に、親や祖父母から神仏の大切さを教えてこられたように、
皆様もお子さんや、お孫さんへ信仰の大切さを伝えていってください。」
とお話をいただきました。
 この後、今年喜寿を迎えられた女性お二人に花束の贈呈が行われました。
「喜寿を迎えられたご感想は?」という司会者のインタビューに対して、
ご自分の年齢に複雑な心境を吐露されましたが、皆さんからの盛大な拍手を
浴びて満面の笑みを浮かべられました。最後に、全員で記念撮影をし、
本堂でのプログラムを終了しました。
 昼からは研修棟に会場を移し、いよいよ皆さんお待ちかねの
会食と演芸の部の「お楽しみ会」が始まります。
昨年より増えたテーブル席には工夫をこらした飾り付けと色々な
ご馳走が並べられ、祝宴会の雰囲気が盛り上がります。
運営委員長のお祝いの挨拶に続いて、敬老会参加者の代表者による
乾杯の音頭で楽しい会食と歓談の時間が始まりました。
 皆さん適度にお酒の酔いが回ったところでいよいよ演芸がスタートです。
まずは参加者によるカラオケ大会です。今年は5名の方があらかじめ申し込みされ、さらに飛び入りで延べ6名の方が参加され大いに盛り上がりました。
その後、子供会からは親子で総勢17名が舞台に上がり、「ありがとうの花」と
いう歌の合唱となぞなぞの出題、そして「鶯の谷渡り」や「ヨーロッパ一周」など、難かしいけん玉の技を4つも披露してくれました。法友会の出し物は、
おなじみの電子紙芝居です。今年は「十二支のはじまり」を題材にした
お話に法音寺の三徳のお話を加えて脚色したものが上演されました。
しかも、静止画ではなく動画に合わせてセリフを当てるという難しい演技に
初めて挑戦しました。青年会からは恒例の「箱の中身はなんでしょう」で、
中身の見えない箱の中の品物を手探りで当てるゲームに皆さん嬉々として
挑戦されました。続いて、運営委員長自らギター片手に懐メロを披露し、
皆さんからやんやの喝采を浴び、「アンコール!」の声まで飛び出しました。
最後は、地元「高槻音頭」の曲に合わせて参加者と奉仕者が全員輪になって
踊り、「お楽しみ会」を締めくくりました。
 最後に敬老会の記念品が参加者全員に手渡され、皆さん笑顔と感謝で
帰路に就かれました。また来年も元気で皆さんに会えることを楽しみに
しながら、今年も無事終了いたしました。
                                 通 信 員